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コメント

  • 七里圭(映画監督 『マリッジリング』『眠り姫』)

    そろそろ、気づかねばならない。
    分かり易さを求める風潮が、いかに不誠実なことであるかを。
    表現とは、未熟な己と見知らぬ他者に、刃を向けることなのだ。
    『TOCHKA』には、腰の据わった、強固な意志を感じた。

  • 鎌田哲哉(批評家)

    『TOCHKA』は松村浩行にとって、『地下室の手記』ないし『精神の氷点』に相当する作品なのかもしれない。ドストエフスキーや大西巨人が、後年の長編小説に至る以前に一度はそれらを書く必要に迫られた仕方で、松村もまた、人生の空費と見紛う荒廃と衰弱を敢然とくぐり抜けようとしたのかもしれない。

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